組織内のワーク・ライフ・バランス
2018年度 勉強会実績
第8回 ミーティング
日 時:2018年4月28日 21:30〜22:40
テーマ:優先順位の認識共有のための工夫等
- 「緊急度×重要度」のマトリックスで、緊急度低・重要度高の連携が重要
- ヒアリングの繰り返しがコミュニケーションの向上とミスの減少に繋がる
- 効率化は全体最適の視点で見る。個人の効率化が必ずしも全体の効率化になるとは限らない。
- スキルマップは項目は既存の周知事項なので、それだけだと形骸化しやすい。運用方法が重要。「好き」「嫌い」の要素を取り入れた成功事例もある。
次回のテーマ:FJ九州の「部下ヂカラ10か条」の9条について。
第9回ミーティング
日 時:2018年5月19日 21:30〜22:30
テーマ:FJ九州部下ヂカラ第9条自己分析
「自分にしかできない業務、人に任せられる業務を見極める」
①それぞれが考える「人に任せる仕事」と「自分にしかできない仕事」
- 自分の組織はそれぞれの業務が明確で「任せる」「任される」を考えていない。ただし、「この仕事は誰がやってもいいよね」と言うグレーゾーンはある。
- 新人への役割分担。力量の違いでどこまで依頼していいのかわからない。
- スキルなど本人の技術的な問題で依頼できないのではなく、「あの人は仕事ができないから、どうしよう」と言う雰囲気でやりにくさを感じる。
- 自分にしかできない仕事はやりがいを感じるが、組織の方向性と合わないことがある。
- 誰でもできることでも、マニュアルがないとスムーズに引き継ぎできない。
②マニュアルの有効性
- スキルとコミュニケーションの力がないと、マニュアルで解決できる問題は限られる。
- 依頼するときも相手の判断能力に合わせないといけない
- 「自分だけにしかできない仕事」と「人に任せられる業務」の見極めだけでは、効率化には難しい。
③次回テーマ:10か条の③の見える化 (互いの仕事量や進捗状況を理解する) に決定。
第10回ミーティング
日 時:2018年6月16日 21:30〜22:30
テーマ:「見える化」をアクションに移すには
①各々が取り組んでいる工夫など
- 情報の所有がバラバラなので、それが問題点として現れたときに必要性を訴えて、スキルマップを作成
- チーム内で分担が決まっているため、作業が個々に進んでいく。お互いに作業が見えない。自分から予定の共有をするよう努めている。
- チーム内で自分だけ出張があるので、「いる」「いない」が分かるように、休みと一緒にカレンダーに入れている
- 毎日30分の業務整理MTG。部内全体の急ぎのタスクが何か、誰がやるのかを確認する。MTGのやり方は「顔を合わせる>電話する」を優先して行う。それによって、ほかの時間に業務が集中できるようにしている。
- 納期の見える化。例えば、「今日中」「なるべく早く」「急いで」など曖昧な表現はNG。
- 仕事を依頼するときに、「〇週間後に一回見せてください」と事前に伝え進捗管理をする。
②次回テーマ:一度立ち返って「どうやって組織の中で取り組むか」
第11回ミーティング
日時:2018年7月15日 22:00-23:00
テーマ:組織の課題にコミットメントして進めていく / キーマンの見つけ方
※事前課題で各自の取り組みをアンケートする
①各自の取り組みの共有
- スキルマップ作成し属人化をなくす。
- 毎週水曜日を早く帰る日に。直属上司や同僚には伝えたが、上級上司には伝えてなく、上級上司の一声でNGに。今は気づいた点や提案を伝える役目を遂行している。
- 職場のメンバーとは、2か月間には予定を共有している。
- トップダウンは感謝され終了。ボトムアップだと時間がかかる。トップダウンでもボトムアップでもなく、なにかいい策がないか思案中。
- 社長・役員はワークライフバランスについて了承済み。各支店長クラスへの提言で言葉が独り歩きしないよう注意している。
②質疑応答
- 残業時間の共有は
-
- 報告。グラフを張り出している。これで「Aさんは残業かな?」が「Aさんは残業だ」に変わった。
- 仲間作りはしていますか
-
- 周囲に有給や振休を勧めている
- 部外で仲間が欲しい
- 以前のPJチームとまた組んでみたい
③次回テーマ:課題意識のない人が多い。キーパーソンを見つけるには。
④各自アクションプラン発表
第12回ミーティング
日時:2018年8月19日 22:00〜23:00
①ゴール設定
アンチな人に対しての対応パターンを複数考える
- アンケートを行った結果、上司や同僚にいた。
- アンチな人がいるとモヤモヤする。受け止めたいが、最初はイラっとする。自分たちと同じゴールでなくても、どこかには到達してほしい。
- 上司のゴールとWLB・働き方改革の接点を探す
- 味方になってくれそうな人を探す
- エース的な人が否定的
- 労働問題について提起したら、上司から「そしたらどうしたらいいか?」と逆に質問される
②次回テーマ:コンテンツ作り
第13回ミーティング
日時:2018年9月22日
テーマ:39カードの運用方法について 目的=関係性の向上
①現在の取り組み例
「カード」ではなく「シール」に変えて取り組み中
- サイズは付箋サイズでもいいかも
- 受け手が素直に受け止めないと、関係の質はどうなる?「特別なこと」ではなく、もっと日常に溶け込んで初めて関係の質は上がるのでは?
- 一生懸命に褒めることではない
- 「39」の数字の部分を変えたらシリーズ化できるのではないか?
- (感謝や褒めるのは)事実にフォーカスして「ポンと書いてポンと送れる」ものが良い。あえて「ありがとう」と書かない
- 日ごろから使うことが大事
- 名前は48カード仮
②次回テーマ:48カードの使い方
第14回ミーティング
日時:2018年10月4日 21:30〜22:30
事前アンケートからのチェックイン
- 「カ—ド」から「シ—ル」に変わった経緯。
回答率が悪く、名前を書くのが嫌。コメントが面倒。 - 「なぜやるの?」と言われそう。照れもある
- 面倒くささを超えないとうまくいかないのかも
- 受け入れてもらえるためには、お互いをもっと知っているほうが、言いやすさは出るのかもしれない。
- 「シ—ル」の導入までに仲間を見つける。コーチAの4つのタイプを活用。
- 48カード導入のステップは?
- ただ単にカードを導入しても、ありがとうを伝えることが目的になってしまい、関係性の質を上げる48カードにならない
- 導入までのステップがコンサルにつながるかもしれない。まずは仲間づくりを!4つのタイプを参照。
次回、仲間の作り方(コーチング4つのタイプ)
第15回ミーティング
日時:2018年11月10日 22:00〜23:00
テーマ:コーチング4つのタイプ
- 自己主張と感情表出の強弱を軸に、4つのカテゴリーを作り、どのカテゴリーが強く出ているかによって、コミュニケーションの取り方が変わる。これは生まれ持ったものではないので変化する。
- それぞれに相性がある。たとえ正反対の組み合わせでもお互いを補えれば最強のペアが出来上がる。
- 面接で利用するのも面白そう。
第16回ミーティング
日時:2018年12月2日 22:00〜23:00
テーマ:48カードの使い方=トリセツ
- インセンティブとメリットの違いは?
- トリセツがコンサルティングになると良い
- きちんとメリットを記載したほうがいい
ここでのメリットは関係性の質の向上 - 「関係性の質」がピンとこない人もいる。かみ砕いたほうが良い
- トリセツは”全部入り”ではなく、漫画のようにビジュアルで流れを示したほうがいい
第17回ミーティング
日時:2019年1月6日 22:00〜23:00
テーマ:4コマ漫画の流れの検討と事例共有
- 学校でもクラスでも、ありがとうを言った人を褒めるという話が合った。元々ありがとうを言った人が注目されにくいと言う背景があった
- 48カードはこの時点でいったん形にしてしまっても良いのでは?
- カードづくりのプロジェクトは、次回のタイミングで進め方を確認する
第18回ミーティング
日時:2019年2月3日
- 今のチームがチームでない。メンバーが遠隔のためリアルであったことがなく、何を考えているのか分からない。自分自身何かできないかと思いながら、何もできていないという悩みがある
- プロジェクトはうまくいっているが、チーム内での連携ができていない。スキルマップを作ったが次につながっていない。
- 情報共有は、自ら発信しているが周りからは何も入ってこない
- ネットワーク上では共有しているがミスが起こる。今後は48カードを試したい
- 上司のタイプ別に報告の仕方を変えるとスムーズにいくと感じている
- 情報共有についてグループ内でアンケートをとってみては?
第19回
日時:2019年3月7日 22:00〜23:00
事前アンケートによりチェックイン
- チャット = 社内外のやり取り。Web会議
Googleカレンダー = 会議の予約、期限の管理
進捗状況がうまくいかない - 社内グループウェアでスケジュール管理
Todoリストはあるが、結果を入れられないためタスク管理ができない
属人化。全体のタスクがぼやける - 朝夜メールと毎日午後の30分をつかう定例会議で共有
サイボウズでスケジュール管理