8/2 高槻市校長研修レポート

午前の部

講演:教育研究化家 妹尾昌俊さん「学校組織力・チーム力を高めるためのマネジメント」

オブザーバー: WLBC関西 学校PJTリーダー 澤田真由美

高槻市校長研修会 

午後の部

事例紹介:WLB関西・先生の幸せ研究所 澤田真由美「高槻市立北大冠小学校や全国の事例紹介」

高槻市立小学校校長研修会 

妹尾昌俊さんご講演「学校組織力・チーム力を高めるためのマネジメント」

この講演は、WLBC関西・澤田の友人というご縁で実現しました。(澤田はオブザーブという貴重な機会をいただきました。)演題について働き方見直しの観点から切り込んだもので、関西人を飽きさせない軽妙なト ークで、語り口は軽やかですが、内容はずっしりと聞きごたえがあり、校長の役割を問う内容でした。

●「すでにやれることはやっている。これ以上どうすんねん。」と言われますが、できることはある!

●やりがいをかんじず疲弊していることをバーンアウト寸前までうまく隠している人が職員室にいる可能性がある。見抜けますか?

●「好きでやっているからいいやん?」と言われたら、校長としてどう答えられますか?

● 学校の重点課題やビジョンと関係が低いのに、多忙化に大きく影響していることは何なのか。 

データを根拠に、 

  • 学校が以下にブラックで働きすぎであるか
  • 見過ごしてはいけない過労死の事実 など

参加の校長先生方や教育委員会の方の意識と行動を変えるきっかけとなったのではないでしょうか。 

澤田真由美「高槻市立北大冠小学校や全国の事例紹介」

午後からは小学校校長会にて「事例紹介」をさせていただきました。(偶然にも妹尾さんのご講演の後の時間のご依頼でした。)学校ができること、教育委員会ができること、地域保護者を巻き込むこと、行政を巻き込むことなどの切り口から、全国ですでに始まっている学校の働き方改革の例をご紹介しました。 事例を熱心にメモする姿が多くみられました。 

妹尾さんの話にもありましたが「特効薬」はこの取り組みにはありません。「学校の実態と目指すもの」に応じてスクラップもビルドも両方必要です。 ご自身の学校の教職員としっかり話しあい、ベクトルをそろえていきいきと働ける学校を作っていっていただければと思います。 

 

妹尾さん、ありがとうございました!

 

妹尾さんは今後、WLBC関西の学校プロジェクト外部有識者としてかかわってくださることになりました。