岡輝地区(岡山市)夏季間研修 2日目担当

WLBC 関西 メイン:澤田   サポート:近藤・日笠・加藤

中学校教職員 25名  小学校教職員 30名  こども園・保育園教職員 15名が参加

開催日:2017年7月28日

各校全員参加の本気度

各校全員参加の研修でした。 今回のように担任から管理職までそろって働き方見直しについての知識を深めるのは、導入としては大変お勧めです。(よく組合勉強会などに呼ばれた後は「管理職にも話してほしい」と言われます。) 

 

とくに学校園全体で知るといいのは「ワークファミリーバランス」と「ワークライフバランス」の違いです。多くの学校で自然発生しているのは、時間制約のある人に配慮しただけで、残れる人に仕事が偏る「ワークファミリーバランス」です。「独身者でやっておくから子育て中の人は早く帰って」というものです。 しかし、ライフはすべての人にありますので、この大前提で仕事を組み立てるのが「ワークライフバランス」です。

これら基礎知識を知っていただいた上で、 

  • 現状整理
  • アイデア共有
  • 今後のアクション

を考えグループワークをしていただきました。 

また、ご紹介した福岡県春日市の事例はやはりパワフルで、みなさん身を乗り出していました。 

教育委員会事務局にこの話を届けたい場合はどうしたらいいですか?と小学校担任の方から質問をいただきました。いくつか方法があります。 

  1. 直接ご紹介いただく。
  2. 校長からご紹介いただく。
  3. 校内研修で働き方見直しをテーマにしてそこへ教育委員会事務局を呼ぶ。

など。

このレポートをお読みの方でご興味ある方がいらっしゃいましたら直接ご相談ください。 

管理職の先生が旗を振って、あるいは職員室の先生が管理職を巻き込んで 本当のワークライフバランスに取り組むきっかけの1日となればと思います。