8月 高槻市立北大冠小学校【実践準備会議】
講 師:澤田・木村・服部
前回のスタート全員会議では取り組みの必要性を知り全員のベクトルをそろえました。
今回の実践準備会議では、年度末のありたい姿を各学年で描くことと9月から取り組みをスムーズにスタートできるように細かいことまで準備をしました。
全国の多くの学校に共通していますが、「無駄だなあ」とか「それっている?」と思っていても言いにくく個人の不満で止まってしまっていることたくさんあります。
その理由は
「提案した人に悪い」
「子供のためのことなのに効率的にと言いにくい」
「時間をかけた方がいいと思っている人がいる中で言いにくい」
という言いにくさです。
でも実は話題にしてみれば自分だけでなく周りも同意見かもしれません。 働き方見直しの取り組みでは、こうした個人の不満で止まってしまっていることを建設的な意見としてテーブルにあげることが大切です。 それにはまず、こうしたことを話題にしてもいい、という雰囲気を作る必要があります。
北大冠小学校では前回のスタート全員会議から引き続き、そうした雰囲気を作ることを進めてきました。 今回は各学年で年度末のありたい姿を描きました。以下が出てきたものの一例です。
各学年のありたい姿
- 全員が同じ意識を持つ
- 週1回は定時退勤
- 学年会を充実
- 優先順位をつける
- 教材研究しっかりできる
- 学校目標をベースに考えていく
- 子どもに関わることを減らさず、会議減らしたい
- 報告・提案は短く要件まとめて
- 休日に出勤しない
- 19:00までに全員帰る
- 元気に働く
- 職員室の雰囲気を良くする
9月からは、ありたい姿に向けてチャレンジする半年間のスタートです。
WLBC関西がしっかりサポートさせていただきます。