12月13日 京都府立南山城支援学校 校内研修

みんなのための働き方見直し

対象:教職員 約100名

担当:澤田  サポート:清水

今回のご依頼では「話し合いの役割を決めて効率的に話すことを教職員に体験してほしい」という村田校長先生の熱い思いがありました。そこでワークショップでは、タイムキーパーと司会を立てて10分間の構成を見通してから話し合いを始めていただきました。

内容

ふせん会議

ふせんを使った会議を日ごろからしているとのことで、さすが皆さん慣れた様子でした。

ただ10分間を見通して役割を決めて話し合うことは、今までほとんどされたことがなかったそうで

「10分でもこんなに濃く話せるんですね!」という声がありました。

校長 村田先生の思い

夏に校長会研修を受けてくださった村田校長から「校内でもぜひ」とのことで実現した校内研修でした。「業務改善がやらされ感や殺伐としたものであってはならない、どう職員に伝えていこうか」と思っていたところ、夏にWLBC関西 澤田が担当した研修にて「子どもも教職員も笑顔になるもの」であると知り大変安心されたとのこと。

 

この校内研修をきっかけに、ぜひ教育の質を上げるワーク・ライフ・バランスに取り組んでいっていただけたらと思います。

事例をアレンジする必要性

特別支援学校は小学部・中学部・高等部と大所帯ですので、会議がどうしても多くなります。今回も会議の多さや長さが皆さんから課題として挙がっていました。普通学校では、職員会議をなくした学校も少しずつ増えています。また、確認だけならペーパー(あるいはデータ)で済ませ、せっかく職員全員が集まる機会にクリエイティブな話し合いをする学校もあります。

 

今回多くの事例をご紹介しました。発言者の方が「事情がうちとは違う。うちではできない。」ではなく「自分に置き換えたらこんなことを思いついた」と考えてくださったことに大きな可能性を感じました。ぜひ事例をヒントに南山城支援学校に合った方策を生み出していただければと思います。

夏の校長会の様子はこちらにレポートしています。(澤田)