3月9日15：30～16：50

コンサルタント：澤田・木村・瀧井

夏から校内全体で取り組んできた働き方改革の最終報告会でした。

加古川や岡山から教育関係者の参加や、NHKや地元情報誌の取材もあり、関心の高さが伺えました。

１年前、はじめは、「このままでは先生たちが倒れてしまう」という校長先生の危機意識からのスタートでした。昨日の報告会で心から感動したのは、校長先生の

『働き方を見直すことは、目指す子ども像への近道だと気が付いた』という言葉です。

校長先生とは二人三脚で「時間を作るための取り組み」から「教育の質を上げるため取り組み」に昇華していくのを、この１年間ずっと伴走させていただきましたので、上記の言葉には感無量です。

先生たちの声からも同じ思いが伺えます。

• いままでなら例年通りに当然のようにやっていたことを本当に必要か検証した。もっと力をかけたかった方に力をかけられるようになった。
• 目指す子ども像に向けて教師の横のつながりが強化された
• 前より早く帰れるようになったが本当に必要なことを置き去りにしないようにしたい

働き方の見直しは先生たちが手を抜くことなのではないか、と世間や教育委員会の中には（学校の中にも）心配して慎重になりすぎている例があります。

しかし、そんな心配は的外れであり、教育の質を高めたいなら、本当に子どもたちのためを考えるなら、働き方見直しはとてもパワフルな方法です。

北大冠小学校に多くの学校が続きますように。

ありがとうございました！（澤田）

NEW 北大冠小学校最終報告会が、City Life NEWS 2018年4月号に掲載されました。