大阪府 高槻市中核リーダー研修

日 時:平成30年10⽉11⽇(⽊)15:30〜17:00

テーマ:⾼槻市教務主任等研修 事務職員Ⅱ研修 業務改善②

「先⽣のゆとりは⼦どもの輝きに直結」〜学校の働き⽅改⾰に必要なこと〜

参 加:⼤阪府⾼槻市主任級教員、事務職員 約35名

講 師:澤田真由美 サポート:服部裕樹・⽊村知佐⼦

6 ⽉に校内リーダー層へ向けた働き⽅⾒直し研修を⾏ったがその 2 回⽬。

内容

研修の⽬的 : ⾃校でできることを知り、その⼀歩を踏み出す

1 「知る」 〜働き方改革の必要性と必要なことを知る〜

働き方改革の目的 : 仕事の質の向上  ※残業削減ではない

①ワークライフバランス基礎知識

  • ワークファミリーバランスとワークライフバランスの違い
  • ワークファミリーバランスの弊害
  • 理想の 24 時間ワークの成果
    ⻑時間労働が減った、お互いの私⽣活を知る

<ワークー>

何のために働き方を見直す必要があると思いますか?

(どんないいことがある?このままではなぜいけない?)

 

②共有

この間、6 ⽉からの取り組み状況はいかがでしたか?

  • 声掛け ⇒ 意識 UP
  • 職会 ⇒ ペーパレス 事前配布
    プロジェクター活⽤
    事前に読んでくることを徹底
  • 事務職員から
    探す時間を短縮
    動線改善、書庫、倉庫の整理 チョークの位置

③⼤切なこと

  • 現場の先⽣を参画者にする
  • ⽬的は「教育の質の向上」
    結果として残業が減る

④なぜ先⽣のゆとりが必要なのか?なぜ教育の質が上がるのか?

・ 豊かな私⽣活(頭・⼼・体を満たす)が豊かな教育活動の源である。

・ 仕事も私⽣活も⼈⽣トータルで幸せな⼤⼈のお⼿本になる。(⼤⼈になるって楽しいよ)

・ ⼦どもが出ていく社会を知り、つなげることになる

・ そくたく同時のベストタイミングに気が付く

 

⑤事例・アイデア

 

⑥学校組織の取り組み

湖南市菩提寺⼩学校

やってだめなら⾒直そう・・・フットワーク軽く

 

学習指導要領を満たしているか

学校教育⽬標の実現に不可⽋化

必要かどうか、なかったらどうなるか

 

⑦校内でのアクション

  1. 働き⽅の⾒直しの必要性を共有 教委が⾔ってるからではない
  2. 学校としての具体的⾏動
    個別対応・組織対応 帰りたくない先⽣もいる
  3. 試す⇒改良を繰り返す

2.「考える」・「決める」

  1. 現状
    解決策を考えたい現状は何ですか?
  2. 模擬カエル会議
    議題:B5 サイズの振り返りシート「今⽇の学習」を全児童の分を毎⽇⾒て、コメントすることに時間がかかりすぎているのをどうするか

    澤⽥のファシリテートにより、受講者のうち 6 名に、ある学校の推進会議メンバ ーになったつもりで課題について解決策を話し合う体験していただいた。その他の受講者は周りで⾒て学んだ。

 

会話抜粋:

  • 記述の⼒つくよねだから始めたよね
  • 振り返りの⼒がついてきた
  • やめると振り返る習慣が無くなるのでは
  • やめたら本当に振り返る⼒がつかないのは本当に?
  • 学校教育⽬標にもつながっている。⾃ら学ぶ。
  • 仕組みは悪くない、やり⽅を負担感を減らして出来るか?
  • 先⽣の⼯数は?
  • ⼤事なものであるのに、負担がある。時間がかかる。個⼈差はないか?どのようにかかわっているかを知る必要があるのでは?
  • ノウハウの共有は必要だと思う。
  • 他に減らせるものはないか?
  • やりやすそうなものをやっていこう
  • 他学年のやり⽅を共有するのもいいなと気付いた

澤田より:

  • 思考のフレームを使うと整理することができる。
  • 先⽣の意⾒を出し合うことは実はとても⼤きな成果を⽣み出すことが多い。
  • 留守番電話の導⼊も最初はカエル会議から⽣まれた

3.「実⾏宣⾔」

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