京都ウィメンズベース 働きやすい環境づくり事業

京都府で働き方改革を推進していくため、働き方の改善に向けて対象となる企業(①京都モデルワーク・ライフ・バランス推進宣言企業・認証企業、②女性活躍推進法に基づく事業主行動計画策定)50 社に対し支援を行いました。 

そのうち34社の支援報告(経営者の相談から研修、会議など)は以下の通りです。

その他のツール支援はコチラをご覧ください。

経営者からの相談 :支援企業(4社)

なぜワーク・ライフ・バランスが必要なのか、なぜ働き方見直しが必要なのか、社内の課題をどうやって解決していけるかなど経営者や推進担当者の疑問や相談にお答えさせていただきました。 

2月16日 学校法人聖母女学院 

3月21日 EMPOWERMENT株式会社(平川整骨院)

3月23日 NPO 法人地域の家 

3月31日 株式会社金市商店 


社内研修:支援企業(17社)

ワーク・ライフ・バランスを正しく理解したい、働き方見直しをどのように進めていくのか、実践のための考え方やノウハウを学ぶた めの社内で勉強会を行いたい場合、講師を派遣させていただきました。 

2月8日 宇治福祉サービス公社 

2月10日 グンゼ株式会社宮津工場 

2月10日 アールエスツー 

2月13日 株式会社京都ホテル 

2月21日 建設業における働き方改革合同研修会 

  • 株式会社ミラノ工務店
  • 有限会社ライテック
  • 公成建設株式会社
  • 株式会社安井杢工務店
  • 株式会社エルハウジング

3月1日 アカデミックスクエア 

3月2日 向日回生病院 

3月8日 株式会社日本写真印刷コミュニケーションズ 3月10日 株式会社 ワン・ワールド 

3月14日 株式会社広瀬製作所 

3月15日 損保ジャパン日本興亜 

3月17日 ビバ株式会社 

3月31日 株式会社堀場製作所 


カエル会議:支援企業(5社)

カエル会議は、どうすれば業務の効率があがり生産性高く働けるかを話しあい働き方を進化させる施策を検討する会議です。カエル会議を社内で行えるように推進リーダーにレクチャーしたり、実際にチームで実施する際の進行を行いました。 

2月1日 オムロンパーソネル株式会社

3月2日 オムロンファイナンス株式会社

3月7日 洛西けいゆうの里 

3月16日 金井病院 

3月28日 株式会社堀場テクノサービス 


ロールモデルカフェ:支援企業(3社)

社内にロールモデルがいない、相談できる相手がいないなど、不安や悩みを抱える方に、外部のロールモデルや両立している方を呼ん で座談会を開催しました。。具体的な実践のお話から働き続けるヒントや勇気を得ていただきました。 

3月14日 オムロンヘルスヘア株式会社

3月15日 ニューリー株式会社 

3月24日 日本ルナ株式会社 


ヒアリング :支援企業(5社)

働き方改革の第一歩は現状把握です。目指す姿に向けて現状はどうなのか、従業員は何に困っているのか、皆さんの生の声をお聞きし、 取り組むべき施策をアドバイスさせていただきました。 

2月23日 株式会社すまいる 

2月28日 株式会社山岡製作所 

2月28日 にしがも舟山庵 

3月6日 社会福祉法人 伏見にちりん福祉会 

3月14日 オムロンビジネスアソシエイツ株式会社 


経営者からの相談 報告4社

1・学校法人聖母女学院(担当:澤田 真由美)

支援先情報 

住所 京都市伏見区深草田谷町1番地  電話番号 075-641-0507
担当者 法人事務局 寺村 源  従業員数 130 名(うち正社員 95 名)

支援実施日  2017 年 2 月 16 日 15 時~17 時
その後メールで参考資料として福岡県春日市の事例送付(2017年3月17日)
課題  教師の働き方、学校の長時間労働是正 
対象  女性社員・男性社員 
内容 

1 現状・課題

  • 経営優先になって教職員が疲弊している
  • 部活動に追われて勤務時間が長い中学高校の教員
  • 残業は許可制だが校種ごとにばらつきがある
  • 月残業時間は事務職員は20時間、教員は10~50・60時間が数人
  • 事務職員の活用不足・既に、男性に比して1.8倍程度の女性が活躍で〇
  • 中学高校の教員からの不満・トップから残業禁止の通達済だが劇的な効果はない

2 助言・提案 

  • 教職員の働き方改革は、私学のブランディングに生かすようにうまく対外的に発信していけること。 
  • 部活動問題の全国の現状・国際比較。問題が複雑なので、焦らず丁寧に告知しながら5年計画でするのが良い。外部指導員や地域のスクールをうまく活用した事例。 
  • 校長同士が本音を言って学院の方向性を考える場で、各職種や子どもたちにとってのメリットを考えること。 
  • 時間意識の浸透のさせ方・事務職員の活用事例紹介。
  • 現状の調査をする必要性・平日の1日を研究日として代休をとれる私学事例
  • 午前に5時間授業を実施した福岡県春日市の事例を紹介。これにより放課後の時間確保。
  • 取り組みの意義をトップが繰り返し発信することの重要性。企業の失敗例。

3 事例紹介(上記以外で) 

  1. 静岡県小学校は18時以降の電話応対をやめた。事前に教育委員会が保護者説明会や文書での告知、緊急時の連絡先や学校メールアドレスの告知、数日前からのカウントダウンなどで混乱なく実施中。始まってみると 18 時以降の電話は一切なくなった。 
  2. 一校ずつのコンサルで数年後に風化した関西の某県の例。御校の場合は私学なので異動で風化というおそれがないこと。 
  3. コミュニティスクールを活性化させて地域の協力を得た事例:あまり機能していないのをよく見かけるコミュニティスクールであるが、福岡県春日市では地域住民・保護者を巻き込み学校をオープンにした。教員の多忙を知った地域住民は行事の精選にも積極的に協力した。通常行事の精選には地域保護者の反対を恐れて踏み込まないのが学校の体質であるが見事に理解を得た好事例。※事例に関する資料など後日メールでも提供 

2・EMPOWERMENT株式会社(担当:山下 典子)

支援先情報 

住所 京都市南区西九条西柳ノ内町28-5  電話番号 075-691-6790
担当者 代表取締役 平川 憲秀  従業員数 36 名(うち正社員16 名)

支援実施日  2017年 3 月 21 日 10 時~12 時 
課題  初めての育休復帰、産休・育休のラッシュに備えて、会社として両立支援の準備をしたい。 他社の事例やわが社でできることのヒントを欲しい。 
内容 

1 現状・課題

  • 現状、育児休業中 1 名、産前休業が2~4月で3名予定している。
  • うち1名は入社が浅いために育児休業ができない。 現在の職種は施術と受付のため、育休復帰後の配置転換が不可能。 また、勤務時間が20時までのため、保育園入所できてもフルタイム復帰は難しい。
  • 保育所の種類、入所できなかった場合の対処法
    女性自身の継続就業の意識は保てるのか。  

2 助言・提案 

  • 育休前、育休復帰前の社員に対してヒアリングができるよう
  • 育休復帰社員を部下に持つ管理職に対して研修を行えるよう
  • 妊娠~復帰までのスケジュールや手続きなどをレクチャー
    1).部下の妊娠がわかったら
    ◉最初に「おめでとう」と必ず伝えましょう
    ◉妊娠の基礎知識を持ちましょう・マタニティ・ハラスメントに注意

    2).産前産後休暇に入るまで 
    ◉業務の遂行のために準備しましょう
    1.部下の意向の確認(産休・育休前面談)
    2.部下の業務内容のリスト化、マニュアル化
    3.代替要員の必要性の確認
    4.部署全体の業務の見直し
    5.早い時期での引き継ぎ
    6.コミュニケーション・ツールの確認

    3).産休・育休中
    ◉産休・育休中の部下が感じる不安、焦り・コミュニケーションをとりましょう
    ◉職場復帰前の部下との面談

    4).復帰後
    ◉乳幼児は病気にかかりやすいのです ・職場復帰後に使える制度
    ◉職場復帰後の支援体制を整えましょう

    5).男性の育児について
    ◉男性も育児休業をとる時代です
    ◉男性の育児参加に際して気を付けたい点
    ◉パタニティ・ハラスメント

3・特定非営利活動法人地域の家(担当:福井 正樹)

支援先情報 

住所 京都市北区衣笠東御所ノ内町53-1  電話番号 075-467-3445
担当者 理事長兼管理者 河坂 昌利  従業員数 14 名(うち正社員 4名)

支援実施日  2017年 3 月 21 日 10 時~12 時 
課題  長時間・休日勤務に対する具体的助言。 
内容 

1 現状・課題

  • これから出産を迎えようとする女性職員、この先介護等が必要になって来る職員、また急に休まなければならなくなった職員、等のサポート(補充)のために、意欲ある職員が長時間・休日労働になってしまっている。 これら意欲ある職員の労働を出来るだけ短縮し、家族からの理解を得ながら就労継続を目指したい。 

    →必要なことは 
  • 女性が活躍し続けられる社会が男性にも生きやすい社会という意識の共有
  • 保育所を上手く利用し、女性職員をフォロー出来るマネジメント体制づくり

2 助言・提案

【休む人のサポート(カバー)によって意欲ある職員が長時間・休日労働になっている】*非常勤職員の配置
営利企業と違う形でのサポートチームの結成。

学生や現在職に就いていない保育士・介護士・看護士等による有償ボランティアチームの結成。地域に広く呼び掛けて、当該法人の理念・事業を応援してくれる前述の人たちを募集する

⇒カテゴリー(学生・保育士等の)ごとにサポートチームを結成する

⇒毎月のシフトを作成し、職員の急な休みの際にシフトに順じてサポートに入ってもらう

⇒継続的に募集を続ける

⇒このチームの中から将来職員になる可能性のある人が出てくる可能性大 

 

【家族等への理解促進】 

職員の家族を交えた緩いセミナーの開催。 

「この法人で働くことの意義」「毎日の業務説明」「働き方改革への考え方」「これから目指していくところ」等をテーマにセミナーを行う。 

4・株式会社金市商店(担当:高橋 佳子)

支援先情報 

住所 京都市中京区三条通富小路西入中之町21 電話番号 0771-72-3220 
担当者 専務取締役 市川 佳誉  従業員数 48 名(うち正社員 11 名) 

支援実施日  2017 年 3 月 31 日 13 時 30 分~15 時 30 分 
課題  長時間・休日勤務に対する具体的助言。 
内容 

1 現状・課題

これから出産を迎えようとする女性職員、この先介護等が必要になって来る職員、また急に休まなければならなくなった職員、等のサポート(補充)のために、意欲ある職員が長時間・休日労働になってしまっている。 これら意欲ある職員の労働を出来るだけ短縮し、家族からの理解を得ながら就労継続を目指したい。 

 

2 助言・提案

 

評価の基準や仕方を定める、など組織として進めることが必要。評価の柱を決め、評価される行動や目指す姿を示してはどうか 

 

3 評価制度導入に向けた考え方の整理についてアドバイス 

評価に必要な要素

⑴経営理念、会社の使命の考え方 

⑵基本方針(会社の使命を果たすために大切なこと) 他社例、当社理念からの導き方 ⑶行動指針、行動理念の記入 

⑷会社のビジョン、目指す姿、ゴールイメージの策定 

⑸ビジョンのチェックポイント(三方よし、という考え方) 

⑹目指す社員像の策定、人事理念 

⑺現状把握と課題抽出、解決策 

⑻評価基準の選び方 

⑼評価導入の手順、タイムテーブル 

使えるツールの紹介、Q&A

報告:社内研修 17社

5・宇治市福祉サービス公社(担当:高橋 佳子)

支援先情報 

住所 京都府宇治市宇治琵琶1-3 電話番号 0774-28-3150 
担当者 総務課長 栢木利和 様  従業員数 200 名(うち正社員 85 名) 

支援実施日  2017年 2 月 8 日 18 時~20 時 
課題  ハラスメントのない働きやすい、働き甲斐のある職場環境づくりを目指して
対象  正社員 85 名 
ねらい 指導とハラスメントの違いを明らかにして職員としてパート等との良好な関係を気づけるヒントを与え、コミュニケーションについて考え自信や自己肯定に結びつける 
内容 

1 研修内容

①育児・介護休業法 H29.1.1 改正の内容 

②働き続けられる環境づくり 

③働きたい会社、働きたくない会社 

④コミュニケーションをうまく 

⑤部下を叱るときの留意点 

⑥感情のコントロール 

⑦働きがい、働きやすさ意識を高めるヒント ⑧部下対応ケーススタディ 

⑨ストレスマネジメント 

 

6・グンゼ株式会社宮津工場(担当:高橋 佳子)

支援先情報 

住所 京都府宮津市惣262 電話番号 0772-22-5111
担当者 総務課 課長 平松靖雅 様  従業員数 180 名(うち正社員 110 名) 

支援実施日  2017年 2 月 10 日 10 時~12 時 
テーマ 明日の私 マネジメントセミナー 
対象  正社員 85 名 
ねらい 国内のアパレル工場は次第に規模を縮小しており、宮津工場も往時の600名から現在180名で、内110名、女性が残っている。この女性たちは地元採用も多く、今後工場を保持するために欠かせない人材ととらえている。 しかし、研修機会も少なく、自己肯定感が少ない。自分で考え、発信する、相手の意見を得るということを理解し、今回は研修の楽しさも体験していただく 
内容 

1 研修内容

①自分のキャリア考えるヒント 

②介護の備え・仕事を続けるためには 

③ワールドカフェ「なりたい私 ライフ・しごと」

7・株式会社アールエスツー(担当:山下 典子)

支援先情報 

住所 京都府京都市下京区繁昌町300-1 カノン室町四条 307

電話番号 0772-22-5111 担当者 総務 本多 輝正 様

従業員数 8 名(うち正社員 4 名) 

支援実施日  2017年 2 月 10 日 10 時 30 分~12 時 30 分 
課題  ワーク&ライフ両立セミナー 
対象  全従業員(オーナー・幹部含む) 計 7 名(1 名欠席) 
ねらい

過去に幹部 1 名が出産、3 か月前にもう 1 名の幹部が出産後に復帰。
スタッフがほぼ女性で年齢が24~30歳なので、今後結婚、出産というライフイベントと仕事の両立が課題。ヘアメイクという業務の性格上、土日勤務、早朝勤務なども保育時間外の勤務も多い。会社として、業務のウエイトを日時や場所に制約のある婚礼ヘアメイクから、スタジオワークに移していきたい。また、女性自身が仕事を続ける意欲を失うこともあるため、フォローしたい。そのため、キャリアについて考えるきっかけとなるセミナーとして実施。まだ家事負担の多い女性は、仕事と私生活を別々で考えるのではなく、一体捉えていくことが重要。

内容 

1 研修内容

①セミナーの内容・目的

②講師紹介 

③キャリアを考える 

・キャリアデザインの必要性

・就労を取り巻く社会環境の変化

・ワークライフバランスとは

④ワークショップ1「ライフラインチャート」 

⑤理想のキャリアを手に入れるために 

⑥ワークショップ2「理想のワーク&ライフビジョン」 

⑦まとめ「理想の未来に向けて今日から始めること」・感想 

8・株式会社 京都ホテル(担当:福井 正樹)

支援先情報 

住所 

電話番号 075-757-6124 担当者 総務  本多 輝正 様

従業員数  

支援実施日  2017年 2 月 13 日 10 時 30 分~12 時 30 分 
課題  新しい経営・管理戦略としての女性活躍推進
対象  全経営者・管理職 62名
ねらい

経営者管理職の男性割合が高い、経営者管理職の WLB 意識が低い 

経営者管理職のマネジメント意識が旧態依然としている、超過勤務が多い 人材育成が今一つうまくいっていない、 

↓ 

強烈な意識改革が必要 

「イクボス」の理念を伝える 

WLB の本当の意味を伝える 

 

人材育成の大切さやそのマインドを伝える 

内容 

研修内容

①これからの経営に必要なことって何だろう・・・? 
多様化するニーズを鋭敏に察知する/察知したニーズを利益率の良い仕事に結びつける 

②経営者・管理者が考えなければならないこと・・・ 

働く人たちのニーズを知る/働く人たちの背景を知る/働く人たちのモチベーションを高める/優秀な人材を獲得する/働き続けたい会社にする 

③女性活躍推進の実現に必要なもの・・・ 

 

働く人たち一人一人の背景を知る/生活・仕事の間に生まれる様々なことを知る/  働く人たちがより一層働く気になる環境を作る/ハードワークに対応できる環境づくり 

9~13 ・建設業における働き方改革合同研修会(担当:梶川/福井/瀧井)

支援先情報 

株式会社ミラノ工務店 

住所 京都市中京区夷川通河原町東入 鉾田町310

電話番号 075-231-0177 

担当者 総務部長 冨川 博司様  従業員数 50名

有限会社ライテック 

住所 京都市東山区福稲下高松町45

電話番号 075-365-8301 

担当者 代表取締役 廣田 頼子様  従業員数 12名 

公成建設株式会社  

住所 京都市下京区五条通西洞院西入小柳町518

電話番号 075-532-2805 

担当者 総務部総務グループ 藤井 崇様  従業員数 131名 

株式会社 安井杢工務店 

住所 京都府向日市上植野町馬立 2-4

電話番号 075-933-0012  

担当者 取締役 福井 睦様  従業員数 63名 

株式会社 エルハウジング 

住所 京都府京都市右京区山ノ内荒木町7-58

電話番号 075-881-1211 

担当者 総務部部長 末富 一洋様  従業員数 140名 

支援実施日  2017年 2 月 21 日 14 時~16 時 
テーマ 建設業における働き方改革勉強会 
対象 
  • 株式会社ミラノ工務店
     冨川博司(総務部 部長)
     川嶋文雄(工事部次長) 
  • 有限会社ライテック
     廣田頼子(代表取締役) 
  • 公成建設株式会社
     藤井崇(総務部総務グループ) 
  • 株式会社 安井杢工務店
     福井睦(取締役)  
  • 株式会社 エルハウジング
     末富一洋(総務部部長)
     池田志保(総務部主任)
     阿部信介(街づくり事業部)

合計:8 名 

ねらい 

働き方改革キックオフに参加してくださった株式会社ミラノ工務店冨川様より、「建設業で働き方改革に取り組み、実績を出している企業の経営者から話をきき、建設業における進め方を学びたい」と依頼あり。その後、建設業で同じような悩みを抱えておられる企業様にも声をかけて同業他社や関係会社と一緒に建設業で「ワーク・ライフ・バランスを進めるためには」という勉強会開催へと発展。 

  • 公共事業という意味では年度末に業務が集中し、1年を通じて繁閑期があって、その工数配分をどうするか 
  • 役所という固いところを相手にしながらどのように無理な依頼に対応するか
  • 職人気質になりそうな技術職の社員にどうやってワークライフバランスを浸透させる

などの建設業のおける悩みや課題についてもヒントをいただけるよう、事例紹介だけでなく、質疑応答の時間も多めにとり、今後の働き方改革のヒントを得ていただく。 

内容 

1 研修内容

1 部 建設業における長時間労働削減の実績と実例の紹介
株式会社梶川土木コンサルタント 梶川 洋様より30分 
WLBC 関西 福井 正樹より30分 


2 部 建設業での働き方の課題への解決策を探る

質疑応答 ディスカッション 

全体進行 WLBC関西 瀧井 智美 

14・アカデミック・スクエア株式会社(担当:天野 勉)

支援先情報 

住所 京都市伏見区両替町2-348-302 

電話番号 075-468-8772 担当者 チーフマネージャー 中倉 佳奈子様

従業員数 6 名(うち正社員 4名)

支援実施日  2017年 3 月 1 日 11 時 30 分~13 時 
テーマ 仕事と介護の両立セミナー  
対象  正社員 4 名 
ねらい

・少人数で事業を展開しているので、人材確保が重要課題

・この先数年で、育児に関わりそうな職員はいないが、介護は可能性が高い

・制度はあるものの内容をあまり理解できていない

↓ 

介護離職は、介護保険制度や休業制度を知らないことが原因となることも少なくないため 介護に関する知識や制度内容を学ぶ 

内容 

1 研修内容

①セミナーの内容・目的 

②講師紹介 

③事前の心構えの重要性 

④仕事と介護の両立のための5つのポイント ⑤働き方の見直しについて 

⑥まとめ 

 

15・医療法人真生会 向日回生病院(担当:天野 勉)

支援先情報 

住所 京都府向日市物集女町中海道 92-12 

電話番号 075-934-6881 担当者 総務部庶務課主任 大橋実香 様

従業員数 200 名(うち正社員 150 名)

支援実施日  2017年 3 月 2 日 13 時~14 時 
テーマ 働き方改革とメンタルヘルス  
対象  受講希望者 50 名 
ねらい

・看護師など専門職種の確保のためにも職員の心身の健康に留意したい。 

・同業他社での労務問題も耳にするので、対策を講じたい。 

 ↓ 

働き方改革支援のメンタルヘルス社内研修を実施し、心身の健康をと問えるポイントを学ぶ

内容 

1 研修内容

①セミナーの内容・目的 

②講師紹介 

③ストレスとは(基礎知識) 

④セルフケアについて 

⑤認知の歪みについて(ワーク) 

⑥ワーク・ライフ・バランスとメンタルヘルス

16・日本写真印刷コミュニケーションズ株式会社(担当:福西 綾美)

支援先情報 

住所 京都市中京区壬生花井町3

電話番号 075-823-5117 担当者 人事グループ長 齋藤明洋 様

従業員数 280 名(うち正社員 270名)

支援実施日  2017年 3 月 8 日 13 時 30 分~16 時 30 分 
テーマ 業務効率化研修 
対象  リーダー職 10 名 
ねらい

 

会社として「ワークライフバランス」に取り組むことはトップがかなり本気度をもって発信しており、みんなそれの必要性も理解している。しかし実際は「業務が多い」「海外とのやり取りがあり早朝深夜もあり難しい」「部署により違うので自分の部署では無理というあきらめをもった部署もある」など、できない理由ばかりの発言が目立つ。必要性よりどう実践していくかを学びたいので社内研修でそのような研修をお願いしたい。内容としてできるだけ多くのフレームを学びもの、実践的なものを希望。 

 ↓ 

業務効率化研修として、多くのフレームワークを学ぶ。

参加した各チームリーダーが自分のチームに戻ったとき、業務改善会議を進める上で習った内容を活用できることを目指す 

内容 

1 研修内容

①講師紹介 今日の進め方  

②個人の業務を見直す(フレームワーク①4つのマトリックス) 

③社内のムダはありませんか(フレームワーク②ブレーンストーミング) ④具体的に効率化することを決める(フレームワーク③課題コンセプト法) ⑤部門の業務の流れを見直す(フレームワーク④プロセス分析) 

⑥今日のまとめ~今後社内でどのように展開できそうか考えてみよう~ 

17・株式会社ワン・ワールド(担当:木村 知佐子)

支援先情報 

住所 京都府京都市下京区綾小路柳馬場東入塩屋60-2

電話番号 075-343-8100 担当者 代表取締役 山口勝弘 様

従業員数 200 名 

支援実施日  2017年 3 月 10 日 17 時 30 分~18 時 15 分 
テーマ 働き方改革とワークライフバランス 
対象  二条城スタッフ25名
ねらい

・派遣先によってアルバイト社員の接遇レベルが異なる

・二条城、京都市動物園など屋外の仕事では体調管理が難しい

 ↓ 

新規雇用が難しい現状に、いま働く人の継続雇用と働き続けたい意識改革として実施 

 

内容 

1 研修内容

①働き方改革ってなに?なぜ必要なのか 

②WLB について 

③心と体について~PMSをご存知ですか~? 

④やりがいについて 

⑤研修を通して感じたこと、気づいたことなど共有
⑥まとめ  

18・株式会社広瀬製作所(講師:柴田 沙織 / 担当:瀧井 智美)

支援先情報 

住所 京都市南区吉祥院石原開町10-1

電話番号 075-343-8100 担当者 高野 宏美 様 

従業員数 18 名(うち正社員 14名)

支援実施日  2017年 3 月 14 日 13 時~15 時  
テーマ ワーク・ライフ・バランス2年目の取組みに向けて ~自走するチームへ~ 
対象  全従業員 18 名 
ねらい

働き方改革キックオフに参加された高野さんより「広瀬製作所はワーク・ライフ・バランスの取組みを始めて 1 年。エムワンさんは 2 年目から自走していると聞いて、次年度は自走するチームにしていきたく、そのために必要なことを学びたい」ということで依頼 

 ↓ 

①自走するチームになるための心のスイッチを入れたい 

(コンサルが変えてくれるんじゃなくて、自分たちで変えていこうという気持ちを持たないといけないんだよ!)(自走するチームになるために必要なことを実際に自走するチームになったエムワンさんから聞いて私たちも目指そうよ!) 

②ライフの充実がワークに繋がった事例を聞いて、自分たちも取り組みたいライフについて考えよう 

③従業員満足度調査や有給取得シート、スキルマップシートの実際のものを見せていただき、ヒントをもらう 

内容 

1 研修内容

①エムワンの取組み事例 

②推進のポイント 

③自走するために必要なこと 

④ライフロールでライフを考えよう 

⑤各種ツールの紹介 

⑥質疑応答、 インタラクティブディスカッション

19・損害保険ジャパン日本興亜株式会社(担当:松下 暢子)

支援先情報 

住所 京都市中京区烏丸通錦小路上ル手洗水町671

電話番号 075-252-3033  担当者 社長代理 足立康治 様 

従業員数  30名 

支援実施日  2017年 3 月 15 日 17 時~18 時 
テーマ 全員参加で取り組む!働き方改革~自分を変える!組織を変える!~ ワーク・ライフ・バランス2年目の取組みに向けて ~自走するチームへ~ 
対象  京都支社 社員19名 
ねらい

長時間残業(支店内でも多い、組合からも注意喚起を受けていて取組を強化する必要あり) 電話対応が多い(乗合AG対応については属人化かつ、契約獲得のため他社より迅速に対応することが求められている) 入社5年目以内社員が半数を占めているため、十分な業務知識を取得できていない状態。業務の段取りや基本的な教育の部分が不足したままの状態。 効率的な仕事を行うという意識が欠如している者が多い。 

 ↓ 

社員の意識改革研修を行うとともに、すぐに実行できることを部署として全員で取り組むことが出来る行動を決めていくワークを取り入れることで、一つずつ積み重ねて残業時間削減と風土の改革を行うきっかけとする 

内容 

1 研修内容

①働き方改革が、なぜ必要か  

社会的な背景・マクロ環境 自分事として捉える。 健康と働き方 

②取組事例から、学ぶ、考える  すぐに取り入れられそうな事例を紹介
③支社のルールをつくる
明日から取組できることを考える。 グループワークを通じて、取組を発表 

20・株式会社ビバ(担当:瀧井 智美)

支援先情報 

住所 京都市下京区烏丸通仏光寺下る大政所町680-1  第八長谷ビル2階

電話番号 075-344-7210  担当者 経営サポートチーム 渡辺 祐子 様 

従業員数  236 名(うち正社員 42名) 

支援実施日  2017年 3 月 17 日 10 時~12 時 
テーマ フィロソフィ推進委員会 ファシリテーション研修 
対象  京都支社 社員19名 
ねらい

 

昨年12月に企業理念を浸透させるフィロソフィ推進委員会が立ち上がった

個々の生き方、働き方をよくしていくための勉強会を定期開催することになったが その勉強会の質を上げるために委員会メンバーでファシリテーションを学びたい 

↓ 

グループワークにおいて一人ひとりの意見を活かしながら効率的・効果的な会議を進めるために、ファシリテーターとしての役割や、基礎的な知識・必要なスキルについて学ぶ 

内容 

1 研修内容

①話し合いが目指すもの 

②話しあいを成功に導くために 

③ファシリテーターに必要なスキル 

④ファシリテーターの心構え 

⑤進行の流れ 

⑥ファシリテーターは 7 割が質問(質問で参画意欲を引き出す)
⑦困った場面の対処法 

21・株式会社堀場製作所(講師:岩城 奈津 担当 / 瀧井 智美)

支援先情報 

住所 京都市南区吉祥院宮の東町2   電話番号 075-313-8121

担当者 ステンドグラスプロジェクト推進室 室長兼秘書室副室長 森口真希

従業員数  1,600名 

支援実施日  2017 年 3 月 31 日 9 時 30 分~11 時 30 分 
テーマ

ダイバーシティ&インクルージョンへの理解 / 多様性を活かすためのマインドセット アンコンシャス・バイアス トレーニング 

対象  管理職 100名 
ねらい

京都発ダイバーシティ 100選受賞企業でありながら、管理職のマネジメントスキルには差があり、以前からアンコンシャスバイアスについての研修を検討していた。過去の慣例や思い込みから脱却して自身のマネジメントスタイルを振り返り、現場で活かす知識を得たり、他者の考え方を知る研修を実施したい。 

 ↓ 

「ダイバーシティ推進理解」のステージから弊社がさらに一歩先に進むため、管理職の意識改革と行動改革を促進する。新たな考え方を得て、翌週からの現場マネジメントや人財育成に活かす準備、マインドチェンジ、コミットメントができている状態を目指す 

内容 

1 研修内容

①あなたの見ている世界は真実?:自分のものの見方、考え方を理解する ②ダイバーシティ経営の意義:組織における多様性を活かす意義を考える ③柔軟な思考スタイルを手に入れる:自分の思考の癖を知る 

④無意識の偏見を排除し、適切なマネジメントを行うために 

⑤まとめ  質疑応答 

報告:カエル会議 5社

22・オムロンパーソネル株式会社(担当:松下 暢子)

支援先情報 

住所 京都市下京区塩小路通堀川東入    電話番号 075-344-7105

担当者 経営企画室 人事総務グループ 柿本琴美 様

従業員数  223名 

支援実施日      2 月 6 日 カエル会議希望の依頼があり訪問し、詳細内容を説明 

2 月 7 日

カエル会議を社内で実施について年度内実施が厳しいと相談 

2 月 9 日

京都府と相談し、次年度リーダーが自社で実施できるようマニュアル提供と進め方レクチャーを行うのはどうかと打診あり

2 月 14 日

カエル会議運営マニュアル」提供とその後のフォローという形での支援について、松下より再度ご提案。

2 月 15 日

16 時~17 時
マニュアル提供と柿本リーダーへのレクチャー実施
課題 

ダイバーシティ&インクルージョンへの理解 / 多様性を活かすためのマインドセット アンコンシャス・バイアス トレーニング 

対象  人事総務グループ 柿本琴美リーダー 

 内容



23・オムロンファイナンス株式会社(担当:松下 暢子)

支援先情報 

住所 京都市下京区塩小路通堀川東入   電話番号 075-344-7820

担当者 経営企画室 経営管理部 笹井由希子 様  従業員数  40名 

支援実施日      2 月 6 日 カエル会議希望の依頼があり訪問し、詳細内容を説明 

2 月 7 日

カエル会議を社内で実施について年度内実施が厳しいと相談 

2 月 9 日

京都府と相談し、次年度リーダーが自社で実施できるようマニュアル提供と進め方レクチャーを行うのはどうかと打診あり

2 月 14 日

カエル会議運営マニュアル」提供とその後のフォローという形での支援について、松下より再度ご提案。

3 月 2 日

16 時~17 時
マニュアル提供と笹井リーダーへのレクチャー実施
課題 

(2016年12月以降、業務拡張に伴う、今後も業務拡張予定、人員拡大予定なし) 

業務効率化を進めるために一定期間、派遣社員の余剰を抱え、余裕を持たせたが、結果的には進捗のないままで終了。 ・業務効率化の会議を時間内に月4時間設定。課題を挙げ対策を議論する時間をとっている。業務の中で効率化や数値としての改善結果は出ていないが、社員の意識は少しずつ変化。  

対象  経営企画室 経営管理部 笹井由希子様 
内容 

社内でのカエル会議実施に向け、マニュアルを提供。 

  • 所要時間、課題を出来るだけ細かい内容に絞り込む、共有振り返り方法の見直し、他部署の取組についても意見をする機会をつくる、議事録の取り方、ファシリテーターの選定、チ ームでの目指す姿を策定し社内・グループ内へ発信するメールに貼り付け、アピール、目標宣言に対するプレッシャーを課すこと、などをご提案。 
  • 会議の流れ、開催回数、人数配分等、より具体的に落とし込み出来るシートをご提供。
  • 補足として、議事録作成のポイントについても、情報提供する。
  • その後の質問や相談については、3月末までの期間はフォローを行うこととしている。

 <議事録作成のポイント> 

1.必要な様子を漏れなく盛り込む(5W1H・How が重要!) 

2.分量の枠は無い方がいい(excel は使わない) 

3.共通の雛形ファイルを使用する(メモ帳・メール下書きが便利) 

4.その場で作る(手書きと PC の二度手間はしない) 

5.誤字脱字は気にしない 

6.臨場感が伝わる工夫をする((笑)・(拍手)など) 

7.読みたくなる工夫をする 

8.箇条書き・改行をうまく使う 

9.スピード感をもって共有 

24・医療法人啓友会 介護老人保健施設 洛西けいゆうの里(担当:木村 知佐子)

支援先情報 

住所 京都市西京区大枝東長町 1-36   電話番号 075-333-5290

担当者 事務長 百々 道男 様 従業員数  40名 

支援実施日      3 月 7 日 17 時 40 分~18 時 40 分
課題 

人員確保が厳しい現状、一人一人の生産性、無駄をなくし効率よく働くことを考えてほしい 

対象  事務長、職員様(各部門責任者など)19人 
内容 

当日の内容 

①百々事務長より「カエル会議で目指してほしいこと」
②アイスブレイク 

③本日のルール説明 

④「働き方改革がなぜ必要なのか?」 
社会的な背景から、自分にとっての働き方改革の必要性も考えていく

⑤ワーク カエル会議
カエル会議でできること、やり方などを説明しながら実際にカエル会議を体験。
⑥発表   各グループごとにアクションプランを発表
⑦まとめ 事務長様よりひとこと(激励のお言葉) 

25・医療法人社団 淀さんせん会 金井病院(担当:松下 暢子)

支援先情報 

住所 京都市伏見区淀木津町612-12   電話番号 075-631-1215 

担当者 経営管理副部長 森口健吾 様
従業員数  200 名(うち正社員 100 名)

支援実施日      2 月 13 日

カエル会議希望の依頼があり訪問し、詳細内容を説明 

特定部署で集中的に取り組み、横展開していくことが効果的であるため、年度内で取組ができそうな部署を抽出し取組頂くことをご提案したが、年内の日程調整が叶わず。

3 月 16 日

13 時~14 時
マニュアル提供と笹井リーダーへのレクチャー実施

課題 
  • 前倒し残業対策(看護部では2時間前倒しも多いが、患者様の様子を伺いに病棟へ上がる等、実質業務を行っていることと変わりない状況であるため線引きをする必要があると考えておられる。) 
  • 事務部の繁忙期の残業の振替を取得すること。(現場が忙しい状況であるため振替が取りづらい環境であるとのこと。) 
  • 検診センターの検診集中期の対応について。
対象  経営管理副部長 森口健吾 様 
内容 

社内でのカエル会議実施に向け、マニュアルを提供。 マニュアルに沿った解説に加え、 開催の手順に応じて会議を体感頂く。

→院内の課題抽出をカエル会議運営方式で行って頂く。

→抽出された課題

「1年を通じての業務の平準化」
「仕事の属人化」
「職員の意識向上」 

 

具体的に開催する際の準備(開催部署を想定したもの)について、意見交換。

→第一回目開催時には、未来思考よりネガティブ思考から意見出しをしていくほうが進めやすいという見解であった。 

 

社内でのカエル会議実施に向け、マニュアルを提供。 

打ち合わせ時に、説明を行った会議の流れ、開催回数、人数配分等、より具体的に示したものを提供。 

 

*健診センター管理職を含めた3名の勉強会予定であったが、都合により、職員課の森口様との手順確認・シュミレーション・次年度導入する上での計画等、意見交換を行いながら、イメージを深めて頂けたと思う。 

森口様自身は、社外研修にも参加されていることもあり、付箋を使用したワークやグルーピングについては慣れていらっしゃるため、院内の体制を取ることができればスムーズに進むだろうと判断する。 

 

カエル会議を実施する中で、多方面で社員のスキル向上につながる点・効果についても十分に理解いただけた。 まずは、健診センターでの開催・定例の朝礼・夕礼の中で習慣づけていきたいと考えておられる。 

 

26・株式会社堀場テクノサービス(担当:松下 暢子)

支援先情報 

住所 京都市南区吉祥院宮の東町2   電話番号 075-313-8125 

 担当者 ステンドグラスプロジェクト推進室 室長 兼 秘書室副室長
森口真希様  従業員数  473 名

支援実施日    

2017年 3 月 28 日 13 時~14 時 30 分 

課題  チーム全体では、平均で残業時間は20時間以内であるが、担当者によって偏りがある。 ワーク・ライフバランス(長時間労働課題解決)が、共通のゴールであるが、どのように手をつけていけばよいかが分からない状態である。 今回のカエル会議をきっかけに、横展開していきたいと考えている。 
対象 

開発部7名(男性6・女性1) 

オブザーブ:株式会社堀場制作所ステンドグラスプロジェクト推進室2名

内容 

①理解 

「働き方改革が必要な社会の背景」「私の生活と働き方」を考える

②カエル会議

・「ありたい姿」を明確にする。 

・「課題解決策」のためのアクションを考える。 

報告:ロールモデルカフェ 3社

27・オムロンヘルスケア株式会社(担当:松下 暢子)

支援先情報 

住所 向日市寺戸町九ノ坪53  電話番号 075-925-2018 

担当者 人事総務部 川崎敦浩様、北川真由美様 従業員数 200 名 

支援実施日  2017年 3 月 14 日 12 時~13 時 
課題  理系の人材が少ないため、女性は2割。育休復帰者は存在するが、実際には、そんなに簡単ではないという声がある。作り上げられた女性(管理職、育児と仕事を両立、きれいごとを並びあげられ、成功してしまった人)の話を聞いても納得感を得られず、自分に置き換えられないという声がある。・管理職者も独身者。既婚者で子育てをしながら管理職というものは描きにくい環境である。 
対象  女性社員向け(社員8名・人事総務部・北川様、オムロン株式会社・ダイバーシティグループ・森様) 
内容 

「かけ離れた存在ではなく、30代で苦労しながら、仕事と育児を頑張っている方、悩み相談ができるような存在のロールモデル」を囲んで、ランチタイムにロールモデルカフェを実施。 

 

ワコールキャリア株式会社 山口恵美様をお迎えして、開催。

〇働き方改革が必要な理由。ライフラインチャートについて(松下より)

〇ロールモデルゲストのお話。

 随時、質問・情報交換 

28・ニューリー株式会社(担当:木村 知佐子)

支援先情報 

住所 京都府久世郡久御山町佐古外屋敷 125  電話番号 0774-43-3011

担当者 総務部総務課課長 小林 知代 様 従業員数 110 名 

支援実施日  2017年 3 月 15 日 10 時~11 時 30 分  
課題 

 

・女性に活躍してもらいたくても、女性社員からの意欲を感じられない。

・女性管理職候補はいるが、育休などのブランクが発生するため、なかなか進まない

・女性活躍を進めたいが、女性発信だと煙たがれる事も予想される

対象  女性職員希望者 17 名
内容 

 

テーマ :ロールモデルカフェ「女性社員のキャリアについてのヒント」 

  1. 総務部 総務課長 小林様よりひと言
    「ロールモデルカフェを通して感じてほしいことなど」 
  2. アイスブレイク ペアで自己紹介 
  3. 本日のルール説明 
  4. 働き方改革とワークライフバランスについて  
  5. ロールモデルトーク:木村知佐子「女性社員のキャリアについてのヒント」
  6. 質疑応答・意見交換 
  7. ワーク :「ワーク・ライフプランシート作成」 
  8. 共有・発表 
  9. まとめ 総務部 総務課長 小林様よりひと言(激励のお言葉)

29・日本ルナ株式会社(担当:木村 知佐子)

支援先情報 

住所 京都府八幡市上津屋西久保106  電話番号 075-757-6124

担当者 管理本部総務人事部長 長岡雅也 様 従業員数 277 名

支援実施日  2017 年 3 月 24 日 14 時~16 時   
課題 

女性のキャリア支援について

日本ハム本社から女性管理職の方に来てもらい、ロールモデル講演会をしてもらったが、あまり反応がない。 やはり独身でキャリア女性からの話は他人事として感じているようだ。 育休取得者が少なく、家庭との両立を想像できない社員が多いためロールモデルカフェを通じて、今後のキャリアのあり方を考えてもらいたい。 

対象  女性職員希望者 20人 
内容 

 テーマ :ロールモデルカフェなりたい自分「働く×育てる」ためのヒント 

  1. 津山常務よりひと言 
  2. アイスブレイク 
  3. 本日のルール説明 
  4. 働き方改革とワークライフバランスについて 
  5. 湯本理絵、ロールモデルトーク  
  6. 質疑応答 
  7. ワーク :「ありたい自分のために、今何を始めるか」 
  8. 発表 
  9. まとめ

報告:ヒアリング 5社

30・株式会社すまいる(担当:戎 多麻枝)

支援先情報 

住所 京都市下京区真苧屋町 205 ウェル烏丸七条1階 電話番号 0120-388-021

担当者 代表取締役社長 橋本裕介 様  従業員数 7名

支援実施日  2017 年 2 月 23 日 16 時~18 時 
テーマ  働き方改革の必要性 
対象  全従業員 5 名 
ねらい 

社長としては従業員のことを考えて働きやすい環境にしたいと思っているが、従業員が実際どう思っているのかわからない。話し合う機会も今まであまり持ってこなかった。時間を意識する働き方を全員ができているようには思えない。 

↓ 

全社員に向けて、WLB とは、働き方改革の必要性を伝える 

働き方改革とは、従業員同士の意見交換の場をつくる 

内容 
  1. 働き方改革の必要性を知る
  2. 取り組む意義とポイントを知る
  3. ワークショップ〜現在の課題点、こうありたい実現のためのアイデア出し~

31・株式会社山岡製作所(担当:天野 勉)

支援先情報 

住所 城陽市平川横道93 電話番号 0774-55-8500

担当者 課長 田中 俊 様  従業員数 165 名 

支援実施日  2017 年 2 月 28 日 9 時~12 時 
テーマ  はじめよう!働き方改革 
対象  管理職(17名)
ねらい 

長時間労働が常態化しており、早急な対応が必要 

部署ごとに忙しさにバラつきがあるが、業務内容が違い過ぎて配置転換で対応できない 経営陣は働き改革に取り組む意向だが、現場の意識が低い 

↓ 

管理職対象に、働き方改革について考える研修を実施 

後半、時間を十分に取ってグループディスカッションを行う

内容 
  1. セミナーの内容・目的 
  2. 講師紹介
  3. 働き方改革が必要な背景
  4. ワーク・ライフ・バランス推進のキーマン、イクボスとは
  5. 我が社の働き方をどのように進めるか(グループディスカッション)
  6. まとめ 

32・介護老人福祉施設 にしがも舟山庵(担当:瀧井 智美)

支援先情報 

住所 京都市北区大宮西山ノ前町3-1 電話番号 075-495-1121

担当者 施設部長 大畠れん  従業員数 68名

支援実施日  2017年 2 月 28 日 13 時~14 時 30 分 
テーマ  ワイガヤ会議 
対象  従業員 23名
ねらい 

 

2013 年から各種制度を整え、取りんでいるが、現場からは「現場のことをわかってくれていない」「上が勝手に進めている」という声がある。今回、従業員が実際はどんなことに困っていて、何が必要かを知るため実施。 

内容 
  1. 今日の進め方 ルール アイスブレーク
  2. 施設長より トップメッセージ
  3. ワーク1:目指す姿を聞いて率直な感想
  4. ワーク2:現状はどうでしょうか?
  5. ワーク3:解決のためのアイデア(どんな意見も OK!)
  6. 今日の感想と今後に向けて
    (感想は無記名だが、この取組みに協力したい人は名前を記入) 

33・社会福祉法人 伏見にちりん福祉会(担当:木村 知佐子)

支援先情報 

住所 京都市伏見区淀美豆町1055 電話番号 075-757-6124

担当者 総施設長 高田 正 様  従業員数 140 名(うち正社員 100 名)

支援実施日  2017年 3 月 6 日 14 時~15 時  
テーマ  ワイガヤ会議 
対象  参加者5名と高田施設長 
ねらい 

介護の専門学校卒業者が採用できない。女性で夜勤が可能な人材は貴重で、ずっと夜勤ばかりに入ってもらうことになり、体調を崩したり、昼間勤務の仕事スキルが身につかないことにもなる。夜勤は男性ばかりになることも多い。入居者は 8 割女性のため、男性の介助が嫌でお手洗いを我慢するといった支障も出てくる。要介護者の家族を抱えた職員もいる。本人が希望すれば、家族の入居を勧めているが退職することも多い。 

 

継続して働き続けてもらいためにも、ヒアリング(ワイガヤ会議)を通じて、問題点や課題点を聞き取る。 

内容 
  1. 今回のワイガヤ会議でやってほしいこと、期待することなど(高田様より)
  2. アイスブレーク
  3. 働き方改革がなぜ必要なのか?
  4. ワーク「自分らしく働き続けるために」
  5.  まとめ  (高田様より一言、激励のお言葉) 

34・オムロンビジネスアソシエイツ株式会社(担当:松下 暢子)

支援先情報 

住所 京都市下京区塩小路通堀川東入 電話番号 075-344-7359

担当者 企画室長 川崎一明 様   従業員数 148名

支援実施日  2017年 3 月 14 日 15 時~16 時 
テーマ  ワイガヤ会議 
対象  人事総務3名 / システム開発 1名 /保険業務1名 (計5名) 
ねらい 

 

残業時間の削減。特定人物に偏っており、抱え仕事をしている。親会社からの依頼には無理をきいている。生活残業者はいない。残業は削減したいが現状対応しきれていない。 

 

子会社は自ら仕事を取りにいかなくとも親会社から仕事を与えられるという意識が強い。 女性管理職登用が難しい、目標に掲げることが難しい。(子会社の人事、ポジション的に困難)社内の意識改革や業務改善が必要であるが、その前に課題となることや残業の多い社員を中心に声を聞くことで、改善策を整理するため実施。

内容 
  1. 働き方改革が必要な社会の背景
  2. 企画室長より「目指す姿、皆さんに期待すること」について
  3. 意見交換 
    「目指す姿」を実現するための課題を抽出・共有
    アイディア・解決策・会社への提言を抽出・共有