12月14日 湖南市学校事務職員研修
先生のゆとりは子どもの輝きに直結 ~事務職員だからできること〜
対象:湖南市学校事務職員 約20名
担当:澤田 サポート:服部・清水・近藤
湖南市における階層別研修の7回目でした。
今回はワークライフバランスは「教育と人生の質を上げることそのもの」であることや事例を知っていただいた後でワークショップをしました。
内容
学校の働き方の課題についてのワークショップでは
- 校内のことが共通理解ができていないので解決に時間がかかっている
- 現状を改善するために新しい取り組みをすることで仕事が増えてしまう。
- 一つ増やすごとに何か減らすことを考える必要がある
などの本音が出ました。
教員以外の立場で客観的に学校を見ている事務職員の方の意見は大変貴重です。

教員が気が付かないたくさんのことに気が付いている事務職員の方々ですが、校内で声を上げられるかどうかは学校の雰囲気や様々な要因により違います。
何でも言いやすいという方は
『うちの校長は「何でも言ってや~」と日ごろから話しかけてくれる』
とおっしゃっていました。
参加の皆さんにその場で聞いたところ人数はこのような割合でした。
言いやすい:場合による:言いにくい=2:6:2

中には「言っても無駄、受け入れられない」
と思っている方もいらっしゃり、事務職員の貴重な声を拾えず学校がチームになりきれていないとすると大変な損失だと感じました。そこで、各自の思いや学校で声を上げていくノウハウを共有しました。

最後に
最後は「遠慮せず伝えていこうと思った」という感想が多く、学校がチームとなる新たな一歩を学校事務職員の皆様から作っていっていただけるのではと思います。
担当の教育委員会の方が「湖南市の学校事務職員はレベルが高いですね!今日出ていたアイデアは校長会でも伝えます!」と言ってくださったのが印象的でした。

WLBC関西メンバーの清水・澤田・近藤・服部