関西 × 島根
1月10日 島根県浜田市校長会
会場:島根県浜田市浜田中央図書館
参加者:浜田市立学校園 校長・園長・教育委員会事務局 約30名
講師:澤田真由美(関西)
サポート:越野由美子(島根)
内容
- 働き方見直しの本質は教育の質を上げること
- 事例を知って思い込みの枠を外す
- ふせんを使った効率的な会議
- 実際の働き方見直しの方法
など
学校における課題
校園長先生方から見た自校の課題を挙げて、カテゴリー分けをしていただきました。 以下のものは今回挙がったものですが、浜田市に限らず多くの管理職から聞くものです。
- 部活動。部活動をしたい教員とそうでない教員への対応。
- 保護者対応に時間の先が読めないこと
- 若手教員の増加
- 会議(話が長い人がいる、伝達だけなのに時間がかかる)
- 丁寧すぎる文書作成
- いつも同じ職員が残っている。丁寧にしすぎ。おしゃべりばかりしている。時間にルーズ
- パソコンスキルのなさ
- なんでも起案しすぎ
- 通知表点検が丁寧すぎる
- 子ども下校後の時間の使い方
教育効果があるのはわかっているが見直しの議論をしたいもの
- 部活動(多数)
- 日々の子どもの記録
- 家庭学習の確認
- 指導案
- 陸上大会や音楽会などの対外行事(多数)
- 学力調査
- 悉皆研修
など
働き方見直しにおいて取り組んでみたいこと
- 廃止も含めた職員会議改革
- ライフで生きがいを見つけてワークに歯止めをかける
- 校務分掌の平準化
- 各種コンクールへの参加の見直し
- 学校で抱え込んでいる〇〇教育を地域とともに
- 職員の思いを聞く
- ノートチェックの削減
- 年休計画
など
教員個人では取り掛かりにくいことに校園長が取り掛かってくれると、働き方見直しの取り組みは加速します。これらのことに校内をうまく巻き込んで取り組んでいっていただければと思います。

いただいた感想
- 働き方見直しは仕事のやりがいとつながっているんだと考えが変わりました。
- ワークバランスは「人を増やす」「行事を減らす」だけではない。その先に子ども達につけたい力、自分の生き方のために何をするのかが大切だというお話に、なるほどなと感じました。作業量を削減するだけでなく、仕事や生活の質をどうあげていくか考える必要を感じました。
- できる方法を考えることが大切だと思いました。具体的事例の紹介や短いワークショップをとおして、自分ならと考える機会となりました。
ありがとうございました。 今回は島根メンバーとのコラボレーションが実現しました。

WLBC関西 澤田真由美 × 島根 越野由美子