1月16日(火) 滋賀県立高等学校等教頭・副校長会 講演
先生のゆとりは子どもの輝きに直結 ~教頭・副校長の立場で~
参加者:高等学校・特別支援学校など 約80名参加
講師:澤田真由美
内容
- 働き方見直し事例
- できる思考にチェンジするワーク
- ワークライフバランスとは
- ふせんを使ったミニ会議ワークショップ
- 校内での取り組み方
など
学校における課題
教頭ならではのお悩みは
- 自分のことをあとまわし
- 先に帰りづらい
- 昼ごはんが14時くらいに
ここに紹介することで、このサイトを訪れた方に少しでも教頭副校長の実態を知ってもらうことにつながればと思います。
見直してみたいこと
出ていたご意見でトップはやはり【部活動】でした。
- 成果が出ているからやめられない
- 保護者の期待を感じて言いづらい
- 全入制はやめられるかも。
- 教育効果はあるが見直したい。見直す必要がある。
など

会議の困りごと
事前に拝見した県の通知でも、受講者の質問でも「会議」に関してお困りの様子がありました。すぐできることとして以下を提案させていただきました。
- 案件ごとの所要時間だけでなく、案件ごとの開始時間を明示すること。
それにより、持ち時間ではなくて時刻を意識した会議にできます。 - 提案フォーマットを決めること。
どこが大切なのかや役割分担がわかる形式に統一すると、会議後の個別質問を防げます。 - ペーパーレスの場合は、大画面で全員で資料を見るようにすること。
手元のPCのどれを見たらいいのかわからず見失って会議中探し続けることを防げます。 - 職員会議をやめた学校もあります。
また、職員会議をするけれど従来の会議型ではなくワークショップにして職員同士の交流の場にした学校もあります。 - 中長期的には以下を検討することをお勧めします。
『全員が集まる貴重な機会をどう生かすか、という視点でゼロベースで考えること』

これまで何度となく担当させていただいた様々な地域での「教頭会」研修。
今回は参加の皆様がとても元気で前向きだったことが大変印象的でした。それは会長がとても親しみやすいお人柄で、ご自身が楽しそうにしていらっしゃることが会全体の雰囲気を元気なものにしているのではと勝手ながら想像しました。
もっとも影響力のある人物が元気であることが、集団全体の雰囲気に影響する。
学校であれば管理職、学級であれば担任、家庭であれば親・・。
「先生が元気でいることが子どもに好影響を与える」ということを改めて感じたのでした。(澤田)