滋賀県 八日市養護学校人権研修
テーマ:校内における働き方改革と個人のタイムマネジメント
日 時:平成30年8月27日(月)滋賀県立八日市養護学校
参 加:滋賀県立八日市養護学校教職員約70名
講 師:澤田真由美 サポート:木村知佐子

内容:知る
個人の働き方を変えた例

①やんちゃが多いので、子どもから目が離せずすべての休み時間を子どもと遊ぶ生活で業務をすべて残業持ち帰りしていたため疲弊。
澤田との出会いで考え方を変え金曜だけ昼休みに子ども遊ぶ、ほかの日は丸付けをするようにしたら、業務もはかどるようになり、なんと先生と遊ぶ時間を貴重な時間だと子どもたちが考えるようになり、子どもとのぐっと関係がよくなった。
②24時間学校のことを考え続けるのをやめた、家では家族との時間を楽しむようにすると、勤務時間内に集中力が高くなりクラスの子どもにじっくり向き合えるようになった。自己研鑽でコーチングのスキルが保護者対応にも役立つ。
学校の働き方改革事例
高槻市北大冠小学校:「WLBは目指す子供像への近道になりました」
滋賀県湖南市立菩提寺小学校:行事の精選 とにかくやっていこう、できなければ来年度に試そう
最初は小さな取り組みから始める
特別支援教育の先生 : 保護者とその子をどう育てたいかを共有する
静岡県藤枝市 : 留守番電話
愛知県警 : 働き方の見直しは仕事の質を上げること
ホテル業 : 仕事の目標基準を決める/基準を決めずにだらだらと仕事をするのは趣味の世界
小売業 : マネジメント不足と情報共有不足
時間を生み出す
業務の見直し : 細分化、逆算、見通しのための時間を持つ
時間を作る : タイムマネジメント力・To doリスト・クッションタイムなど
長時間労働解消 : 時間と効果のマトリックスで業務を仕分け/時間少なく効果の大きいことを実行
もともと、授業準備の時間がないことを理解して行動する
ライフが重要な理由 : 体を満たす睡眠/心を満たす/10%の出会い/頭を満たす/それ以外生活時間/まず本屋の教育書コーナーに行ってみましょう
先生の仕事の仕分け : 教員がすべきことと、周辺業務を明確にする
必要とは? : 要不要の基準は教員の共通認識を持っているか?/必要とは不可欠かどうか/ないと困る、成り立たなくなるもの
自分と組織のWLBアイデア
- 先生からの発表
- 子どもの引き継ぎを工夫
- 会議の発言、時間の使い方
- 整理整頓
- 家族と一緒に
質疑応答
講師・サポートスタッフ感想
たくさんの事例をしっかりとメモを取っている先生たちの姿が印象的でした。
グループワークの時間には和やかな意見交換とともに、かなり盛り上がったチームも多くありました。
ワークだけでなくライフの話題を共有できた貴重な時間だったと思います。
明日から始められる小さな取り組みのヒントをたくさんお話しいたしました。
ぜひ実践されて、今後報告いただけるのを楽しみにしております。