平成30年度 パートナーシップ委員会3校1園合同教職員研修
テーマ:教職員のゆとりは子供の輝きに直結する 〜ワークもライフも幸せに〜
日 時:平成30年7月31日(火)高美南小学校会議室
参 加:八尾市立 小・中・幼・特別支援学校の教職員、事務職員 約60名
講 師:澤田真由美 サポート:矢倉由美子
ねらい
- 時間がない人、人が足らないとハード面の改定だけに頼るのだけではなく、与えられた環境の中で、「より質の高い教育のために」できることを考える。
- 単なる残業削減ではなく、無駄な残業を減らしながら、教育効果を上げる働き方を考える。
- 与えられた時間の中で、より質の高い仕事で成果を上げ、そこで生まれた時間を心身の健康の維持、自己研鑽、情報収集、人脈構築、家庭との団欒などにあてて、充実した生活をめざす。
- 一斉退庁日に、一斉退庁できるような対策を、具体的に考える。
内容:<前半> 校種・役職間の交流で視野を広げましょう
1. 知る
- 自己紹介とアイスブレイク
- 本日の目的:働き方見直しの必要性を知り、一斉退庁日を本当に帰れる日にするための解決策を決める
- 基礎知識
2. みつめる 大谷先生とのトークセッション
・外の世界をみるきっかけは?
「家族の時間を作りたい」
こどもとの時間を大切にしたい。独身の時には感じなかった。
・具体的に何を変えたのか?
生活の時間を変更17時帰宅→18時お迎え→買い物、ご飯、21時子どもと一緒に就寝
17時から21時を1日の中で最も大切な時間にした。

こどもを育てる先生が家庭とつながっていない、地域とつながってないことへの危機感。
個人の裁量でどうともならない部分も多く、学校全体で取り組むべきことも多いが、まず
は24時間しかない時間をどう使うかを考えながら、教職員個々人の生活を充実させるこ
とで、学校のこどもたちに返していきたい。
3. 考える・決める
・すぐできることとすぐにできないこと
・事例
(こういうことでいいんだ・ 発想を自由に)
・想定される困難
「必要」についてのワーク
同じ学校の近い学年団にわかれ、より具体的な話があがってきていました。

出ていた意見
- 帰る時間を宣言します
- 今まで、業務に「必要かどうか」を考える視点がなかったが、これからは「本当に必要なのか?」を考えてから取り組みたい
- 見通しをつける時間をとることが重要だと知った
サポートスタッフ感想
「知る」では、「働き方の見直しはクリエイティブ」の事例に「そんなこと考えたこともなかった」と、びっくりされていたり具体的な他校取り組み事例を熱心にメモに取っている姿に、改革への本気度を感じました。また、「ワークファミリーバランスになってしまっている」など、自分自身や学校の問題点に直視する意見が多くでました。
また、各グループごとに、活発な意見交換があり、学校ごとの違いも共有しながら、課題点に対してどう取り組めばよいのか、具体的なイメージを話し合っておられる姿に、働き方改革が進んでいく機運を感じました。研修会で感じた、思ったことを忘れず、現場に戻って、発信・行動していただき、八尾市の教職員が健康でいきいきと働き、子ども一人ひとりと向き合う時間を確保できることを願っています。(澤田 / 矢倉)
